税理士の仕事と聞くと「パソコンで数字を使って考える仕事」や「税務について入力や計算をする業務ばかり」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
以前はそうした仕事がメインの時代もありましたが、現在の税理士の仕事とは税務のその先を考える、クリエイティブな発想と顧客へのアドバイスが求められる時代になりました。
実務的に私たちが行っている業務は「中小企業・事業者の総合窓口」だと考えています。
私たちの顧客(中小企業・事業者)は事業を経営しているわけですから、実に様々な相談が寄せられます。
税務申告、記帳指導、開業支援、融資相談、経営改善、人事労務、経理効率化、保障提案、資産活用、相続対策、事業承継 等々様々です。
このように業務の幅が非常に広く、顧客のためになることを考え、提案・実施して、感謝される、他業界でいえば自由に商品開発と提案ができるようなものです。
もちろん、全ての相談に一人で対応するわけではなく、社内のメンバーや他社(提携士業様・提携会社様)と相談・協力しながら進めていきます。
私たちの業務には、顧客から様々な相談が寄せられますが、それは顧客とのコミュニケーションと信頼関係があってこそです。顧客に関心や興味を持って接することが重要であり、これにより顧問先が抱える課題が見えてきます。課題を抱える顧問先に対して、「何が自分(自社)にできるか」を考え抜く姿勢が求められます。
資格や経験をお持ちの方であれば即戦力として期待されますが、「人と話すのが好き」「人の役に立ちたい」という方であれば、未経験でも大いに活躍できる可能性があります。こうした思いを持つ方のチャレンジを、私たちは全力でサポートします。
また、近年ではクラウド会計ソフト・ITツールの普及にしているため、経理業界のデジタル化に対応できる基本的なITリテラシーも重要となってきています。
税理士の仕事は数字を扱うだけではない、人と人とのコミュニケーションが新しい発想を生み出すクリエイティブな仕事であると私たちは考えています。
税理士の資格を取得する際に勉強することは、法規則の暗記や計算演習などが多いため「ずっとこうしたことをするだけなのか」と思うかもしれませんが、実際の業務ではお客様とのお話を通じて信頼を築き、心配事を相談していただける間柄になったときの喜びや、それを解決できたときの達成感を日々味わうことのできる、刺激的な業務の日々が待っています。
「コミュニケーション能力・社会貢献・問題解決・自己成長」といった言葉にわくわくする方は是非この業界に飛び込んでみてください。